鈴木 清隆
Kiyotaka Suzuki, Ph.D.
シンフォニックブレイン 代表
ユーセンスメディカル株式会社 CTO
株式会社協同 技術顧問
座右の銘は”Cool head but warm heart”
【プロフィール】
1968年宮城県生まれ。11歳のときにマイクロコンピューターを自作。エンジニアを志し大学で電子工学を学んだが、ミクロの世界の不思議さに出会い、大学院では素粒子物理学を専攻。
物理学の知識を活かして人の役に立ちたいと思い医療機器メーカーに就職。エンジニアとしてMRI(磁気共鳴画像)装置の開発に従事。その過程でMRIを用いて脳の働きを調べることができることを知り、好奇心の赴くまま大学教員に転身。ファンクショナルMRIの世界的権威である故中田力教授のもと、国内最高性能の装置を用いた脳機能研究に従事する。
学習障害の研究を進める中で脳科学と教育の接点に興味を抱く。一人一人が幸せを実感できる創造的な社会を築くには教育改革が必要という思いが強まり、茨城県の中高一貫校の校長公募に応募。1年間の副校長経験を経て2021年4月から2年間、校長として学校改革に取り組む。
退任後は「シンフォニックブレイン」を立ち上げ、「知恵と心をつなぐ」をテーマに活動を開始。大手自動車メーカー、AI関連スタートアップ、特許調査会社、ヘルステックベンチャー、大学や医療機関など幅広い業種の研究開発業務を請負う傍ら、探究活動を中心とした中等教育支援を行っている。2023年4月より株式会社協同技術顧問、同年10月よりユーセンスメディカル株式会社最高技術責任者を兼務。
(著書)
- 『「科学者」校長の学校改革 ~対話と探究でつくる新時代の教育~』、風詠社(2024年)
- 『磁気共鳴画像学』、日本医事新報社(2012年)
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